ARの正式名称はAugmented Realityといい、拡張現実という意味です。人間が生活している現実世界に対して情報を追加することを目的にしています。スマートフォンやタブレット端末を通して被写体を見るだけで、目の前にある世界を拡げることが可能です。
身近な例はARアプリで、カメラを通して被写体を映すとキャラクターが浮き出てくるものから、家具やファッションのデジタル情報を呼び出して試着をするなど様々な種類のアプリがあります。
今まで買い物をする時は、紙媒体のカタログを読んだり実店舗に行く必要がありましたが、ARアプリを使用すれば現実世界にデジタル情報を付加するだけで必要な情報を得ることが可能です。今後、AR技術が進化していくことで人間の生活は更に便利になるでしょう。
対してVRはVirtual Realityの略で仮想現実という意味です。人間が生活している現実世界とは違う仮想世界を体験することが出来ます。映像を見る際は専用ゴーグルに設置された液晶ディスプレイを通す必要があるので、VRを体験する際にゴーグルは欠かせないアイテムです。
また、VRはエンターテイメント業界を中心に、観光業や社員研修など幅広い業界で活用されています。VRは家から出なくても利用することが出来るので、時間の効率化を図るに最適です。
このように、ARとVRは現実と仮想のどちらに主軸を置くかで分かれます。
普段利用しているアプリやサービスはどういったものか確認するだけでも、ARやVRを身近に感じることが出来ます。