拡張現実を活用するアプリの開発は、ゲーム分野を代表として娯楽の世界で最も注目されていました。しかし、ARアプリの利用分野は急速に広がり、多くの分野でユーザーの期待に応えるサービスを提供するようになっています。
ゲームアプリも増えていますが、家具や家電などの販売ツールとしてもARアプリが利用されています。
マーケティング分野では特に活発にARアプリの利用を進めている傾向があり、興味を持っている業界も多岐にわたっているのが実態です。そのため、エンジニアはこれまでに培ってきたバックグラウンドを生かしてAR分野で活躍することができます。他の業界からエンジニアに転職した人も、過去の業種での経験や知識を開発や企画提案に生かせるでしょう。
特に、ARアプリの自社開発をするケースではエンジニアによる提案が求められることがよくあります。ARアプリの企画開発では、ユーザーに新しい体験をもたらす手段として活用する方向で考案するのが重要です。
ARアプリでは現実とバーチャルの世界を合わせられるのが魅力で、今までの技術とは異なる点です。この着眼点がなければARアプリの本領を発揮させることはできないので注意しましょう。
アイデアを考えるときには、現実だけではできないこと、バーチャルの世界だけでは体験できないことを考えてみるのが効率的です。両方の課題を解決する方法としてARを使うという道筋を立てられれば、ARアプリ企画の魅力的な提案ができるでしょう。
こうしたARアプリについて、実際のサービス例や開発方法などがこのサイト『ARアプリを開発したいあなたへ』に具体的に記載されているので、併せてご覧ください。